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鉄道写真撮影記0004レ 「―『夢の鉄道』を求めて― 羅須地人鉄道協会まきば線撮影記」

11月10日、ふと目が覚めると、自室の窓の外に広がるのは前日の予報とは全く異なるびっくりするほどの秋の青空。
この日は出かける予定は全くなかったのですが、ふと思い立って出かけることにしました。

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出かけたのは「成田ゆめ牧場」
ここには、「羅須地人鉄道協会」という団体が走らせる保存鉄道「まきば線」があります。

「羅須地人鉄道協会」は、軌間12フィート(610mm)の軽便鉄道車輌、とくに蒸気機関車を動態保存し、その車輌を走らせる軽便鉄道を建設することを目的に、昭和48年(1973年)4月に結成された鉄道愛好者の団体です。
団体名は宮沢賢治が主宰した農民芸術活動団体『羅須地人協会』するそうで、「ともに汗を流しながら、自分たちが美しいと思うものの表現あるいは実現を目指して活動していこう」という精神の元に現在まで活動してきたそうです。

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そんな団体のメンバーの方の活動によって、軽便鉄道を小さな蒸気機関車がコトコトとマッチ箱のような客車や貨車を引っ張り走る姿が、21世紀の現在においても残っているというわけなのです。

この日が今年最後の蒸機の運転ということと、その日ゆめ牧場でイベントが開かれていたおかげもありまきば線はかなり賑わっていました。

IMG_6250.jpg

訪れたときには写真の赤い6号機がトロッコを牽引して走り回っていました。

この6号機は昭和16(1941)年生まれ。日本で製造後は台湾へわたり炭鉱の専用線で活躍。
その後昭和53(1978)年に専用線が廃止になったのを機に協会の手で里帰りを果たし、その後一時トラブルによる走行不能な期間を挟んで現在も活躍している本物の軽便鉄道の蒸機です。

IMG_6255.jpg

こちらがまきば線の車庫。下手すれば小規模な地方鉄道並みはあるのではないかというほど立派な設備を持っています。

IMG_6281.jpg

その車庫に併設するように設けられた駅(駅としては使っていないがイメージのために作ったとか)にはもう1両の機関車が止まっていました。

こちら番号は11号機。その名もマフ・ポッター号。
こちらはなんとこの協会のメンバーによる「自家製」機関車(パーツを蒸気船だったりいろいろなところからかき集めて自作の車体に組み込んだとか)というから驚き。海外で実在するスチームトラム(路面電車を走る蒸機)をイメージしているとか。
最近整備がされたらしく車体はかなりきれいですが、元々は屋根がついていたそうですが、その屋根が木造だったために腐食してしまい、今ではこのようなオープンカーな構造になってしまったんだとか。

IMG_6300.jpg

さて、車庫の中におじゃまさせていただいて撮影しているとどうやらトロッコ列車の車両変更が行われるということで機関士の方が乗り込みボイラーを焚いて準備を整えます。

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準備を整えたポッター号の横を6号機が通過。このあとポッター号も出庫していきました。

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出庫後もなにやら忙しそう(楽しそうに)な車庫内。車庫の奥から「ナベトロ(荷台を傾けられる小型の貨車)」が(まさに)メンバーの方の"手"によって出されてきました。これからトロッコ列車と平行して我々向けの「撮影列車」を仕立ててくれることになりました。

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本日のトロッコ列車の役目を終えた6号機が車庫に帰ってきました。

さて、撮影列車が動き出すということで僕らも「沿線」の撮影ポジションへ。

ここには踏み切りもあれば橋もあったりと思いのほか変化に富んだ路線になっています。多くの方が橋のほうへ向かったので蒼崎も後について橋のほうへ向かいます。

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その鉄橋がこんな雰囲気。とても画になります。

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実際に走る蒸機を見るのはこれがはじめてのノルンとアリア。廃線になった線路の上に乗ってのんびりと走り去っていく列車に手を振ります。

アリア「おーーーーい♪」

ノルン「あ、手を振りかえしてくれたのです!!」

ちなみにこの場では蒼崎によって撮影者の平均年齢の低下が起こりました(苦笑)

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そして、廃線の線路といえばやってみたくなるのが、

アリア「When the night has come~ And the land is dark~♪」

ノルン「なんていう曲なのです?」

アリア「"Stand by me"って曲だよ。この曲が主題歌に使われた映画の中に主人公の少年たちが線路を歩いて冒険しに出かけるシーンがあるんだって」

ちなみにその少年のひとりが後に「24 -TWENTY FOUR-」で有名になるあのキーファー・サザーランドだったりします。

ノルン・アリア「へぇ~~~」

そう、「スタンド・バイ・ミー」ごっこ(笑)

そんなことしている間にも、

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先ほどの6号機のナベトロ列車もやってきます。ちなみに煙は外から見ているスタッフの細かすぎる注文によって写真栄えするような黒煙を出させていました(苦笑)

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ここが2012年の日本であることを忘れてしまいそうな光景がそこにはありました。

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撮影列車は、時にはバック(!?)しながら何度も何度もポイントで構えるカメラマンたちのために走ってくれました。

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そんなことをしているともう秋の陽が沈みかける頃合に。
橋の向こう側に茂る木のはるか向こうの空へ沈む太陽から射す日の光をこぼす幻想的な光景をバックに6号機を撮影。
まるで映画のワンシーンかのような瞬間でした。

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同じころ、トロッコ列車のこの日の営業運行も終了。勤めを終えたポッター号が車庫へと引き上げていきます。
小さな鉄道ですがとても立派な走りです。走らせていた機関士の方の笑顔も印象的でした。

IMG_6430.jpg

これでまきば線の1日もおしまい。この後は運行後の整備を行います(ちなみに6号機の前を開けて整備に勤しんでおられる方ははるばる海外からこの鉄道を見に来られた鉄道ファンの方だとか)
このあと、メンバーの方に今日の写真の成果(もちろん神姫との写真も。案外面白がってもらえました)を見せ、お礼を述べて帰路につきました。

次の走行は来年の5月ころの予定だとか。
タイミングが合うようなら、来春にまた、新緑に囲まれたこの鉄道を見に出かけてみようと思っています。
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まとめ【鉄道写真撮影記0004レ】

11月10日、ふと目が覚めると、自室の窓の外に広がるのは前日の予報とは全く異なるびっくりするほどの秋の

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