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神姫おでかけレポートvol.12 「サンライズde長崎へ帰るの巻」

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7月29日、昼から夜にかけてのWFオフ会を楽しんだ蒼崎一行は、名古屋へ帰るオフ会主催のけだえもん氏ら中京勢の皆さんとともに京葉線に乗り込み東京駅へ。新幹線改札前でけだえさんたちと別れ、いざ1000km以上はなれた長崎の実家へ帰ります。

ノルン「2年前にはじめてマスターの実家に行ったときも出発はここからだったのです」

アリア「そういえばそのときとルートは一緒なんだよね今回って」

というわけで、いざ長旅の始まりです。

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今回は寝台特急「サンライズ瀬戸」を途中岡山まで使っての帰省です。サンライズ瀬戸・出雲は東京駅を発着する唯一の定期夜行列車です。

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この日は臨時の夜行快速「ムーンライトながら」も運行されていました。出発はサンライズ発車の1時間以上後なのでもちろんですが見れません。

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発車時刻の15分ほど前に充当される285系が14連で入線。サクサクと写真撮影を済ませて列車に乗り込みます。

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ノルン「2年前のはじめての旅のことを思い出す景色なのです。あ、発車の時間なのです」

列車は定刻の22時ちょうどに発車。
僕が乗車していた1号車に乗っていた中学生か高校生くらいの部活の遠征組の家族のお見送りもおまけで受けながらいよいよ旅立ちのときです。

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列車に乗って荷物の整理を済ませて実家のほうへ列車にちゃんと乗った旨を連絡しているころ、荷物の中でおとなしくしていた神姫たちもぞろぞろと外に出てきました。この列車は全車個室なので、神姫たちもゆっくりとくつろげます。

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ノルン「2年前はマスターとふたりっきりでしたけど、こうやってみんなでワイワイガヤガヤなのもいいと思うのです」

あんまり騒ぎ過ぎないようにね、お隣にもお客さんいるから。

ファル「……」

マリエッタ「……完全に自分の世界に入ってますね」

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ユノ「ねぇ飛鳥ぁ~、なんであたしのドカはダメでノルンやアリアのバイクはOKなわけ? アンフェアだと思わない?」

飛鳥「仕方ないですよ、そうマスターが決めたんですから……。あ、なら向こうでGSX-RやZX-10Rに乗せてもらえばいいじゃないですか、たまには新鮮で」

ユノ「むぅぅぅぅぅぅ……」

アレニア「なんだか変な感じがしますね~ティアお姉ちゃん」

ティア「? 何が変なのかしら?」

アレニア「だってこうやって家の中にいるみたいな感じなのにガタンガタンって音がして揺れてるじゃないですかー」

ティア「あぁ、そういう意味ですね。確かに、不思議といえば不思議ですわね」

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アリア「えーっと、そろそろ車掌さんも来るだろうから前もってきっぷ出しておこうっと」

実に気が利く娘である。

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ネリス「バッグの中にいたら髪の毛が乱れてしまいましたわ……」

みなさんそれぞれに気ままに過ごしているようです。

そのあとアリアの予想通り車掌さんが検札に来ました。乗車券を見て一言「ずいぶん遠くまで行かれるんですね、帰省ですか?」はい、と答えると「お気をつけて」と一言添えられてきっぷを返してくれました。なんだかこういう一言って気持ちいいですよね。

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ちなみに今回利用したのはB寝台のシングルです。今回の個室が2階のほうのため、窓が屋根のほうまで回り込んでいるのが特徴です。一夜を過ごす分にはまぁそこそこかな、という広さです。

そんなことをしている間に列車は淡々と首都圏から離れるべく東海道本線を西進します。

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アリア「………」

どうしたアリア?

アリア「うん……、ちょっと考え事」

そうか……。

雰囲気をなんとなく察したので少しそっとしておくことにしました。

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アリア「ノルン」

ノルン「はい?」

アリア「2年前、ここに腰掛けてたんでしょ?」

ノルン「そうなのです、ちょうど2年前なのです」

アリア「その時と比べて……、今はどう? その……、マスターのこと」

ノルン「……全然違うと思うのです。今も楽しそうにしてますし。どうしたのです? 急に」

アリア「……いや、なんか、ちょっと聞きたくなったから。なんとなくね」


そんな僕らを乗せ、列車は順調に西を目指します。時刻は0時を回り、そばを走る新幹線は営業運転を終わって保線作業に突入している姿が見える時間帯です。



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アリア「―――マスター」

どうした?

アリア「ひとつ質問、いい?」

あぁ、かまわないけど。

アリア「マスターは今……、あたしといて幸せ?」

また、唐突な質問だな。

アリア「実際どうなの? 幸せ? それとも違うの?」

そりゃあ、幸せだよ。やっぱり毎日そばにいてくれないと実際俺困っちゃいそうだし、オフ会でたくさん知り合いも出来た理由のひとつはアリアのおかげだし、新鮮な出来事もいっぱい体験できた。そりゃあ毎日がハッピーハッピーというわけにはいかないけど、まぁ……、トータルで見たら幸せだと思うよ。どうしたのさ、いきなり。

アリア「あたしがマスターのところに来たのは、マスターがノルンとこの列車に初めて乗った2年前の夏の後だから、あたし、よくわかんないんだよね、マスターがあの夏にどういう気持ちでいたのか」

―――。

アリア「だから、マスターがそのときのことも含めて一番深く繋がっているノルンを一番に選ぶのは自然といえば自然だし、私もなんとなく納得してるつもり。ただ……」

ただ?

アリア「そんなあたしで、マスターに幸せな気持ちになってもらえるのかな? って、たまに思うの。ノルンにある何かが欠けているせいで、マスターにイヤな思いさせてないかな? って思っちゃうことが、たまにあるの」

アリア……。

アリア「普段何気なく掛けてる言葉で、マスターを傷つけてないかな? って。あたし、よくマスターにキツく言っちゃうことあるから……。あたしは、マスターのためを思って言ってるつもりなんだけど、本当にマスターのためになってるのかな? って……。あたし、マスターの一番の神姫でもないのにこんな感じでいいのかな、って……」

―――気にしすぎだよ。

アリア「……え?」

その辺俺に似てるな。人のこと心配しすぎちゃうところ。まぁ、それだけ相手の気持ちを理解しようとしているって証拠なんだけどな。

アリア「マスター……」

わかってるよ、アリアのキツい一言が俺のためを思って言ってるってことくらい。俺も一応神姫のマスターの端くれなんでね、そのくらいの気持ちの汲み取りくらいはできるつもりよ? それに、そういう言われ方がイヤなら、俺がはっきり「イヤ」って言うだろ? 気にするなよ。

いつも通りでいればいいし、逆に変に気を遣われたらこっちが逆に疲れちゃいそうだし。

それに、確かに俺は明確にノルンが一番だって宣言してるけど、だからといって別に遠慮しなくていいと思うんだ。いや、遠慮させるようなこと口走った俺が言うのもなんだが……。

僕は僕のそばにいる神姫たちみんなを愛してる。
ノルンも、他のみんなも、もちろんアリアも。
ノルンのことを一番っていったけど、僕の中にはレースみたいに順位がきちっとついてるわけじゃないんだ。
というか順位つけようがないかな。
なんかヘタレ男の言い訳にしか聞こえないかもしれないけど、これからは、もうアレコレ気にしないで接してくれたら、うれしいかな。

ごめんな、アリア。

アリア「―――こっちこそごめんね、こんなこと聞いちゃって。うーん、でもなんだか、ちょっと気が軽くなったかな」

そういってもらえるとこっちも気持ちが楽になるよ。

アリア「あたしがいうのもアレだけど、なんかいつもと雰囲気が違ってちょっとくすぐったいね」

ま、いいんじゃないか、たまには。

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ファル「…………」

黙して語らずのファル。ファルがこの光景を傍目に見ながら何を思っていたのか、それは彼女のみぞ知ること。


それからしばらくの後。

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アリア「ノルン」

ノルン「はいなのです?」

アリア「あたし負けないから」

ノルン「いきなりどうしたのです?」

アリア「負けたくないのはレースだけじゃない、ってこと」

ノルン「―――私も負けないのですよ?」

アリア「望むところよ」

夜の東海路で、なにやら新しい関係がスタートしたようです。


…………
………


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アリア「マスターおきろー!! 瀬戸大橋わたっちゃうぞー!!」

気がつけば、いつの間にか眠っていたようです。

ノルン「おはようございますなのです、マスター」

列車は少しの遅れはあるものの順調に走行中。気がつけば外は西日本の景色です。

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アリア「少し雲が多いけど、今日も暑くなりそうだね」

そうだな。

アリア「水分補給、忘れないようにね」

はいはい。

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ネリス「ファルさん?」

ファル「ん、あ、あぁ、朝か……」

ネリス「一晩中そこでじーっとしてましたけど、何をしてたのかしら」

ファル「ちょっと、考え事さ」

ネリス「考え事、ですか……」

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一同「ワイワイガヤガヤ」

ティア「そろそろ岡山駅ですわね、みなさん、そろそろ降りる支度をなさい」

一同「はーい!!」

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アリア「それにしても、マスターが無事に起きて何よりだね。起きなかったら四国行きだし」

ノルン「四国は行ったことないので気にはなるんですけどねー」

アリア「そういう問題じゃないでしょそういう問題じゃ」

そのときは落ち着いて讃岐うどんでもすすってるつもりだったよ。

アリア「そういう覚悟いらないからちゃんと起きてね」

へいへい。

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アリア「……ま、昨日はいろいろ言ったけど、一番お似合いなのは、やっぱりこうなのよね、あたしから見ても」


さて、いろいろなドラマ(?)のあったサンライズ瀬戸とも岡山駅でお別れ。
岡山駅でサンライズを見送り、

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ここからN700系7000番台充当の「みずほ602号」に乗り込み一気に九州へ向かいます。快適な指定席のシートで揺られること1時間弱で、

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故郷の地九州に帰ってきました。博多駅では700系7000番台「レールスター」と500系7000番台がお出迎え。

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そこから長崎本線の「かもめ」に乗り換えです。気がつけば本来の「白いかもめ」編成はすべて大分へ向かう「ソニック」との共通運用のための「AROUND THE KYUSHU」仕様に変わっていて一抹の寂しさを覚えた蒼崎。これが故郷から離れるということなのです。

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となりには817系の新番台3000番台もいました。

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さて、かもめに揺られて約2時間、最後の乗換駅の諫早駅で馴染みの大村線のキハ66系と久々のご対面を果たし、

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無事、目的地大村駅にたどり着いたのでした。

(おわり)
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プロフィール

蒼崎一希

Author:蒼崎一希
武装神姫・鉄道・飛行機・車・写真が好きな大学生。
お出かけ大好き。よく神姫たちと出かけたりしてます。

蒼崎 一希とは

当サイトはリンクフリーでございますが、リンクしていただいたときは一言連絡をいただけるとうれしいです。喜んでリンクしていただいた方のサイトへテイクオフさせていただきますので。

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※ 当サイトに登場(特に神姫日記など)する組織名・会社名等は実在する名称のものとは一切関係ございません。

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